コンテンツマーケティングは簡単にできるものなのか

イージーにやりましょう!とは言いにくいコンテンツマーケティングのその理由

コンテンツマーケティングという言葉が使われ始めて、かれこれ結構な時間が経ちますが、
実際にコンテンツマーケティングの成功事例というのはなかなか目にしないのが現実です。

なんとなくトレンドのワードとして使われがちなコンテンツマーケティングで、それに関する解説や作り方のサイト、あるいは書籍がありますが、それらをよく見ればわかると思うのですが、コンテンツマーケティングというのは、それなりのコストが必要です。

サイトの質を高めるようなコンテンツというものは、そうそうイージーに作れません。

もし自社内でコンテンツマーケティングを実施するのであれば、専任スタッフが必要でしょうし、ネットのマーケティングに関してもノウハウや知識が必要となります。そう考えると100%内製でコンテンツマーケティングを成功させるのは、よほどネットに強い、つまりノウハウと知識を持っている組織でなければ無理でしょう。

当然そうなると外注する、ということになりますが、これもまた必ずしも即効性のある結果が出せるとも限りません。特にネットに関する重層的なもうハウを持っていないところに外注しても、芳しくない結果に終わることもありえます。

コンテンツマーケティングによって売りたい商品、サービスの知識をどこまで制作者が把握しているかというのがKOFとなります。

外注先にそのような知識がなければ、知識をまず伝えなければなりません。

得てしてこの手の知識をネットで調べてはい終わりとなりがちですが、価値のあるコンテンツを作るためにはネットで軽く検索したレベルの内容をテキスト化してアップしても、効果的でない、また、仮に検索順位が上がったとしても、内容がありきたりすぎてユーザーが生地自体に興味を持てず、コンバージョンに繋がらない悪循環に陥ってしまいます。

ここが、コンテンツマーケティングの難しいところです。

コンテンツマーケティングを成功させるポイント

  • 誰がコンテンツをつくるのか
  • コンテンツからどのように結果を導くのか

ポイントとなるのがこの2点です。

さらに、コンテンツとして記事を完成させるスキルも非常に重要となります。

記事を量産するために、サクサクと1500文字程度の文章を大量に書き上げることができるライターがいるかどうかも、コンテンツマーケティングを成功させる鍵になります。生地数の少ないサイトでは、検索エンジン対策が成立しませんので。

内製では手間がかかる、かといって外注するとクオリティーに疑問が残る。

筆者個人的な意見としても、このバランスは非常に難しいものです。

実際コンテンツマーケティングをして欲しいと依頼を受けても、自分が全く知らない世界の内容でしたら、多分お受けすることはできないと思います。

例えば多少知識のある業界、例として英会話スクールの比較サイトのように、専任のスタッフに体験レポートなどのアクションを依頼して、それをベースに唯一無二のリアルな記事を作っていくことは可能です。しかし、ネットで全て調べないとわからないような業界のコンテンツを、成功させるためにはそれなりの事前準備が必要になり、コストとの兼ね合いで実現できないという判断を下さなければならないこともあります。

 

ということで、今回はコンテンツマーケティングの難しさについて、つらつらと思ったことを書いてみました。

と言いながらも、コンテンツマーケティングとは昔から言われている「良いコンテンツのサイト(ページ)が検索エンジンにも評価される」という理論を、トレンド的に表現しているだけであるので、特に新しい何かを始めましょう、という話でもありません。

そう考えると、ライティングスキルが非常に鍵になってくる、というわけです。

そのあたりの話はまた改めて。

記事の執筆者プロフィール

原久鷹WordPress著者、講師、クリエイター
「はじめてのWordPress入門」著者。WordPressスクール、プライベートレッスン、コンテンツ制作コンサルティングなどで「自分で発信するコンテンツ」づくりをサポート。All AboutではLINEの使い方を定期連載。